自動ドアの開閉に使用される自動ドアセンサーは、どのようにして人を検出し、開閉するのかご存知でしょうか。
一般的に知られている、自動ドアは赤外線センサーを使っています。
赤から青まで様々な光が人の目だと確認できますが、色のそれぞれが違う光の波長を持っています。この中で赤いより波長が長い光を赤外線と言います。
人の目では赤外線を見ることは出来ません。
赤外線は、全ての物質から出ているので、人からも出てています。
自動ドアセンサーは、大きく別れて3つの原理があります。
熱線センサーと光線センサー、そしてマイクロウェーブセンサーに分かれています。
熱線センサーは、床面と人の温度差を検出することができ、検出エリア内に人が入った時の床面と人との温度差を測って、検出することが可能です。
光線センサーは、光の変化量を検出することが出来、検出エリア内に人が入った時の床面と人がいない時の床面を、光が変化しているかどうかで検出することが出来ます。
最後にマイクロウェーブセンサーは、電波の周波数変動を検出する事ができ、検出エリア内に入った人の動きによって生ずる周波数の変化で検出をしています。