センサーによって人を感知し、自動で開閉を行ってくれる自動ドア。非常に便利なものですが、自動であるだけに予期せぬ事故が起きる事があります。また、自動ドアそのものに問題が無くても、使い方次第で事故に繋がる事があります。もしも自動ドアを設置していましたら、その保全に努めるのは義務です。ほとんどの人は自動ドアを安全なものと信頼して使用していますので、万が一自動ドアに不具合が発生していますと、危険を避けられないことが多いです。特に小さなお子様やご高齢の方に多く事故が発生していますので、充分にご注意ください。
そのような危険性から、自動ドアの設置に関してはいくつかの決まりごとが存在します。例えば、自動ドアの開閉速度があります。開く時と閉まる時とで速度は異なりますし、その自動ドアの設置場所によってもまた異なります。その他には、補助センサーの設置場所、センサーが感知できる範囲、自動ドアの隙間の広さなどが事細かに定められています。面倒に思われるかもしれませんが、全ては自動ドアの安全性のためなのです。
設置時には問題が無くても、自動ドアに発生した不具合や汚れによって、これらの要件が満たせない事もあります。そのような時は、自動ドアの修理をご検討ください。元の機能性が甦るかもしれません。もしも自動ドアを放置したことによって事故が発生した場合、その責任を問われてしまうかもしれません。そのようなトラブルを防ぐためにも、自動ドアのメンテナンスは必要不可欠なのです。