自動ドアを安全・快適にお使いいただくには、定期的なメンテナンスが必要となります。自動ドアは不特定多数の方が使用されるため、メンテナンスを怠り、第三者の安全をおびやかしたり損害が生じたりした場合には賠償責任が課せられます。
自動ドアには、人の出入りがしやすい、開けっ放しにならないという以外にも様々な役割がございます。まず災害時にはスムーズな脱出を手助けし、火災時には延焼防止のためにドアを閉鎖して「防火区画」を形成できます。
また、オートロックにより外部からの通行を制限したり、塵・埃の侵入を防いだりと防犯や衛生管理の効果も期待できます。
身体障害者やお年寄り、台車やベビーカーを押す人たちの通行をスムーズにするバリアフリーの機能もあります。
もし、これらの自動ドアが整備不足による故障・不具合などでそれぞれの役割を果たせず、「災害時に避難できない」「火災時にドアが閉じない」「施設利用者に危害が及ぶ」というような事故が発生してしまうかもしれません。自動ドアの修理・メンテナンスを怠ることがないようにしましょう。