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自動ドアがしっかり閉まらないのはなぜ?原因と対処法

自動ドアがしっかり閉まらないのはなぜ?原因と対処法

自動ドアは電池で動くタッチスイッチ式と、起動センサーで人間を感知してドアを開閉するタイプとおもに2種類あります。今回は、センサータイプの自動ドアが正しく閉まらないというトラブルの解決方法をご紹介します。

「自動ドアが全く閉まらない」「途中まで閉まるのにまた開いてしまう」「しっかり閉まりきらない状態でとまってしまう」そんな現象にお困りの方は必見です。

自動ドアが閉まらない状況は3種類!放置は危険です

自動ドアが閉まらないという状況は、詳しくは3種類に分類されます。ずっとドアが開きっぱなしになっている状態と、途中まではドアが閉じるのにそこで止まってしまう場合、途中まで閉まってもまた開いてしまうという場合です。

これらの場合は、すぐにトラブルを解決する必要があります。自動ドアは住民の防犯意識に直接関係している箇所なので、自動ドアに異常が起きると一気に防犯性がおろそかになってしまうという状況が起こりがちなのです。

実は、オートロックがある住宅は、オートロックがあるというだけで防犯性を過信してしまい、建物内部の防犯性がおろそかになってしまいがちです。オートロックがあるから少しくらい大丈夫と思って、短時間でも鍵をかけずに置いたりすることもあるかもしれません。

そのような「オートロックがあるがゆえの気のゆるみ」をわかっている犯人もいるため、自動ドアに異常が出ると、犯罪に遭う確率が上がるのです。

自動ドアが閉まらない状況別、原因と対処法

自動ドアが閉まらない状況別、原因と対処法

自動ドアがうまく閉まらない場合、解決のカギを握るのはおもに清掃です。どのようなシチュエーションでどんなポイントに注意したらよいのか、シチュエーション別にみていきましょう。

1.自動ドアが開いたまま動かず、全く閉まらない場合

まずは電源を確認し、電源が入っていなければ電源を入れます。また、ドアが開閉する範囲に何か障害物となるようなものが置いてあったり、センサーエリア内に動くものがあったりする場合も、ドアが閉じない場合があります。

障害物となるようなものの存在が特に見当たらなかった場合は、センサー付近の異常を疑いましょう。LEDランプが点灯している上部のセンサーに水滴がついている、光電式センサーに異物が付着している、ガイドレールの中にゴミや小石が入っているといった異常がないかを確認します。

それでも心当たりがなければ、制御器のエラーを疑いましょう。一度電源を切り、もう一度再起動します。

2.自動ドアが閉じ切らない場合

自動ドアは動くものの完全には閉じ切らないという場合は、鍵を確認します。鍵が下りたままの状態で鍵受けと接触しているせいで、完全に閉まらないという状況もあり得るからです。

それ以外は、ガイドレールに異物が入り込んでいる、フロアマットが接触しているといった可能性があります。ガイドレールの異物は、雪や氷もあてはまるので、天候が悪いときはとくに注意してみましょう。

3.途中まで閉まりかけるのに自動ドアが開いてしまう場合

閉まりかけたドアが途中で開くという場合は、何かを感知しているという可能性が高いです。センサーが届く範囲内に動くものや障害物がある場合や、ドアの開閉範囲の中に何か接触するものがある場合は、途中でドアが開いてしまう可能性が高いです。

また、ほかの2例と同様にガイドレールに異物が入っている場合もこのような動作をすることがあります。

共同住宅によっては、自動ドアに張り紙など広告を掲示しているところもあります。そのような掲示物も自動ドアの動作が異常をきたす原因となるので、注意して見てみましょう。

自己チェックでも直らなければ業者に相談しましょう

自己チェックでも直らなければ業者に相談しましょう

上記のような自己チェックでも状況が改善されなかった場合は、業者に連絡してみましょう。

障害物やエラーではない場合は、実際に感知システムの故障が起こっている可能性も疑われます。業者に事情を説明し、出張して修理してもらいましょう。

出張業者を選ぶときは、国家資格である「自動ドア施工技能士」の資格を持っている人を選ぶと安心です。

まとめ

自動ドアはいつも人間の動作を感知して、スムーズにドアを開閉してくれる便利な機械です。ところがその便利さの裏で、間違った対象物を感知してずっと扉が開いたままだったり、きちんと閉まってくれなかったりといった状況が起こります。

そのような場合は、障害物として認識されそうなものをどかしてみたり、起動センサーの感度を鈍らせる原因がないかどうか確認してみたりしましょう。

それらの対応をとってみてなお状況が改善しない場合は、本格的な故障の可能性もありますので、業者に相談するのが安全です。

いつも居住者の安全を保っているオートロックにも多く用いられる自動ドアですから、居住者の安全のためにもなるべく早く対応するようにしましょう。

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