自動ドア修理業者を大阪でお探しなら、まずは不具合箇所の状況を確認しましょう。修理が必要な箇所がどこなのかによって、ふさわしい依頼先は異なります。最適な業者を選ぶことで、費用を最小限に抑えられる場合もあるのです。
自動ドアに起こるトラブルごとにふさわしい依頼先、修理にかかる費用、業者を選ぶときにチェックしておきたいポイントを解説します。不具合の再発を防ぐ日頃のメンテナンス方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
自動ドアの修理を依頼できる業者は5種類
自動ドアで発生するトラブルに対応可能な業者には、おもに以下の5種類があります。
建設会社・工務店
自動ドア修理専門業者
ガラス業者
鍵業者
修理施工に対して何を求めるかによって、ふさわしい業者は変わってきます。トラブルの原因によっては対応できない業者もあります。それぞれどのような場合に最適なのが見ていきましょう。
自動ドアメーカー
製造元であるメーカーは自社製品について知り尽くしているので、あらゆる不具合に対処ができます。「調子が悪いものの、原因がわからない」などの場合には、ひとまずメーカーに相談してみるのが確実です。修理する場合でも、高い技術の施工と大手企業の安心感のあるサービスを受けられます。
ただし、大手企業は人件費や広告費が高い分、修理費用も高めになる傾向があります。費用をかけても確実に修理したい場合などに、自動ドアメーカーはおすすめです。
建設会社・工務店
建物を作るときに自動ドアの取り付け工事もする建設会社や工務店では、基本的に自動ドアの修理にも対応しています。実際に建物の施工をしたのと同じ建設会社や工務店に依頼すれば、建物の構造も考慮した総合的な修理ができます。信頼できる建設会社や工務店を知っているなら、一度相談してみるのがおすすめです。
ただし、自動ドアの機械的な故障には対応できない場合があります。メーカーや専門の修理業者を手配してくれることもありますが、その場合は手数料が上乗せされ、メーカーなどに直接頼むよりも費用が高くなることが多いです。
自動ドア専門業者
自動ドアの修理やメンテナンスに特化している業者は、幅広いメーカーの自動ドアに対応できます。地域に密着して運営している小規模な業者が多く、広告費などをあまりかけていないため比較的費用が安く済む傾向です。手頃に修理をしたいときには、自動ドア専門業者がおすすめです。
一方、業者によって技術力やサービス内容にばらつきがあるのがデメリットです。自動ドア専門業者を利用する場合には、業者をよく調べて厳選する必要があります。
ガラス業者
ガラス製自動ドアのガラス部分のキズや割れの修理なら、ガラス業者でも対応ができます。小さな傷の補修やガラス交換だけの修理なら、メーカーや自動ドア業者よりも安価で素早い対応ができる場合もあるのです。
ただし、自動ドアの種類によってはガラス専門の業者では対応できないこともあります。また、自動ドアの機械的な故障もガラス業者では修理ができません。あらかじめ各業者の対応可能なサービス内容を確認しましょう。
鍵業者
自動ドアの鍵が開かない、閉まらない、鍵をなくしてしまったといったトラブルなら、鍵業者で対応が可能です。より防犯性の高い鍵に交換もできます。
自動ドアの案件を多く手がけている業者なら、レールの掃除や異物除去、潤滑剤注入程度の簡単なメンテナンスにも対応している場合があります。業者によって対応できる施行内容は違いますので、あらかじめ確認しましょう。
迷ったらマッチングサービスがおすすめ!
自動ドアの修理に対応できる業者はいろいろな種類があり、どこへ頼めばよいのか判断できないこともあるでしょう。そんなときには、マッチングサービスを利用するのがおすすめです。
マッチングサービスは、自動ドアを修理する業者を紹介してくれるサービスです。マッチングサービスを展開する企業はさまざまな業者と提携を結んでいて、状況を説明すればその内容にふさわしい最寄りの業者を提案してくれます。自分で業者を探し回る手間が省けるとても便利なサービスなのです。
弊社では、自動ドア修理のマッチングサービスを展開しております。24時間365日電話でご相談を受付しており、近くの加盟店をご紹介可能です。大阪にも多くの加盟店がありますので、自動ドア修理業者を大阪でお探しの際にはお気軽にご相談ください。
自動ドア修理の大阪での平均価格と費用の内訳
弊社がランダムに抽出した、大阪にある自動ドア修理業者5社のホームページに記載されている修理料金の平均は、14,660円です。ただし、この費用は自動ドアの種類や修理箇所、場所や時間帯によって変動することがあります。上の金額は基本的な最低料金とお考えください。
自動ドア修理の費用は、おもに以下のような項目によって決まります。
【自動ドア修理費用の内訳】
工賃 修理作業の技術料・人件費調査費 原因や故障箇所を確認する技術料
部品代 交換が必要な部品の購入費
出張費 業者が現場に来るための交通費や駐車料金
時間帯割増料金 深夜や早朝に対応する場合の料金
特に部品代には幅があり、自動ドア全体を丸ごと交換するような場合には、数十万円の費用がかかることもあります。修理を依頼する際は、必ず事前に見積りを作成してもらって実際の費用を確認しましょう。
よい業者を選ぶ5のチェックポイント
自動ドア修理の業者を自分で探すとなると、どのような基準で選べばよいのか迷ってしまうことでしょう。納得のいく施工をしてくれる業者を見極めるには、チェックしておくべきポイントがあります。以下の5つの項目を、ひとつずつチェックしてみてください。
チェックポイント1:資格をもっているか
業者がどれくらいの技術をもっているのかは、なかなか判断ができません。自動ドアに関する資格をもっているスタッフがいることは、ある程度の技術があるというひとつの指標になります。
自動ドアの資格には、「自動ドア施工技能士」という国家資格があります。取得には自動ドアの構造や安全性についての知識が必要なだけでなく、2級では2年以上、1級では7年以上の実務経験が必要です。この資格をもったスタッフであれば、安心して自動ドアの修理を任せられます。
チェックポイント2:保証やアフターサービスがあるか
施工に対して一定期間の保証を付けている業者もあります。保証期間内に不具合が再発した場合には、無料で対応してくれる場合もあるのです。また、定期的なメンテナンスを実施している業者もあります。
チェックポイント3:メーカーに対応しているか
一部のメーカーの製品には対応できないという業者もあります。特にメーカーに直接依頼する場合は、他社の製品は一切修理できないことが多いです。部品を一部交換している場合なども注意が必要です。修理したい自動ドアのメーカーを確認し、対応している業者を探しましょう。
チェックポイント4:地域に対応しているか
業者が拠点としている場所によって、対応できる地域が限られます。遠方へも出張対応している業者もありますが、時間がかかったり、出張費用がかかったりします。できるだけ近場にある業者を選ぶのがおすすめです。出張費の有無についても、事前に確認しておきましょう。
チェックポイント5:見積りが無料か
自動ドア修理にかかる費用は、実際に現場を見てみないとわからないことが多いです。業者によっても設定料金が違いますので、まずはいくつかの業者に見積りを取ってみてから比較検討して依頼する業者を選ぶのがおすすめです。
見積りだけで費用がかかる業者に見積りを依頼すると、費用がかさんでしまいます。調査や見積りに費用がかかるか、見積りを確認後に依頼を断った場合にキャンセル料が発生しないかなどをあらかじめ確認しておきましょう。
弊社では、自動ドア修理の調査や見積りに無料で対応しております。見積り後のキャンセル料はかかりません(地域によっては事前に確認のうえ、別途出張料金をいただく場合があります)。他社と比較していただくことも大歓迎です。ぜひ相見積りの1社にご検討ください。
DIYでできる3つの日常メンテナンス
自動ドアの修理やメンテナンスは、プロに任せるのが安全で確実です。ただ、不具合を防ぐためには日頃から自身でお手入れをすることも大切です。自分で手軽にできる自動ドアのメンテナンス方法を3つご紹介します。
走行部の清掃
ドアが走行するレール部分にたまっているゴミや汚れは、動きが悪くなったり異音が発生したりといった不具合の原因になります。以下の手順で、こまめに清掃をしてあげましょう。
【走行部清掃の手順】
- (1)自動ドアを開けた状態で電源を切る
- (2)大きなゴミを手で取り除く
- (3)ノズルの細い掃除機をレールに差し込んで細かいゴミを吸い取る
- (4)取れないゴミがある場合は割りばしやドライバーなどを使ってかき出す
- (5)軽く濡らしてよく絞った布でふき上げる
- (6)自動ドアの電源を入れる
センサー部の清掃
ドアを開閉するために人を感知するセンサーにホコリや汚れが付着していると、反応が悪くドアが開かなくなることがあります。お手入れ方法は基本的には布でふくだけですが、精密機器の部分ですので水は使わずに作業しましょう。また、高所に取り付けられているセンサーを清掃する場合は脚立などを正しく使い、転倒には十分注意してください。
【センサー部清掃の手順】
- (1)自動ドアの電源を切る
- (2)乾いたやわらかい布でセンサーの表面を優しくふき取る
- (3)自動ドアの電源を入れる
ドア表面の清掃
特にガラス製ドアの場合、手アカやホコリなどで汚れが目立ちます。こまめに掃除すると清潔感を保つことができます。以下は基本的な方法ですが、汚れの度合いによっては洗剤やスクイージーなどを使うのもおすすめです。自動ドアの電子部品部分に液体がかからないよう注意しましょう。
【ドア表面の清掃手順】
- (1)布を2枚用意し、1枚を水でぬらして固く絞る
- (2)濡らした布でガラス表面をふいて汚れを取る
- (3)乾ガラス表面が乾く前に、乾いた布で手早くふき上げる
プロはメンテナンスにも対応!
多くの業者では新設や修理だけでなく、不具合の調査や整備をしてくれるメンテナンスサービスもおこなっています。突然自動ドアが故障すると他のさまざまなトラブルに発展することもありますし、自動ドアの修理には数十万円の費用がかかる場合もあります。
定期的にメンテナンスをして、故障を未然に防ぐ対策をしておくのがおすすめです。弊社では、メンテナンスにも対応していますので、ぜひ一度ご相談ください。