大きな荷物を両手に抱えていたり、重たいドアで開閉がしにくい場合など、さまざまな場面で重宝される自動ドア。オフィスビルやデパートの出入り口など、毎日のように利用されている方も多いのではないでしょうか。そんな私たちの生活に欠かすことができない自動ドアですが、ほかの人は問題なく通過できるのに、なぜか自分だけセンサーが反応せずに開かなかったという経験がある方もいらっしゃると思います。この原因は、単純にセンサーが故障している場合というだけのこともあるので、そのときは自動ドアの修理が必要になりますが、それだけが理由じゃない場合があるのです。現在自動ドアで主流となっているのは「近赤外線タイプ」のものなのですが、このタイプは、肌や服ななどの色や材質によって反応しにくい場合があるようです。というのも、センサーから出ている近赤外線の光がどれだけ反射したかによって自動ドアが開くようになっているので、センサーの下の床面と人の色や材質の差が大きければ大きいほど、自動ドアは開きやすいということになるのです。すなわち、自動ドアの前に敷かれている玄関マットが暗い色だったりする場合に、その上を通る人の服も暗い色であったり、また帽子や手袋などをに身につけたりしていると、床面との差が小さくなってしまうので、センサーが反応しづらいという現象が起きてしまうのです。もし自動ドアがなかなか開かない場合は、このような色の差を少なくするか、手や物などを使って光の反射を少し変えてみるのも有効な方法であるといえるでしょう。これらのことを試しても自動ドアが全く開かなくなってしまった際には、故障の疑いも考えられますので、自動ドアの修理をご依頼になることがございましたら、ぜひ当サイトをご活用ください。