自動ドアの仕組みをご存知でしょうか。自動ドアは、通行人の存在をセンサーが認識すると事により、制御装置へと信号を送ります。
その信号を受けてドアを動かす減速機がベルトを動かし、ドアが開きます。
通行人の存在をセンサーがキャッチしなくなると、キャッチできなくなった時間から予め設定されていたタイマーが切れ、ドアが閉まり始めます。
自動ドアのセンサーは、開閉を判断するセンサーだけでなく、人が開閉口をまたいでいる間に、ドアの側面に付いている補助光線スイッチというセンサーが作動して、通行途中と判断しています。補助光線スイッチを遮断している間ドアは閉まらず、ドア走行部の検知範囲を補うセンサーですので、このセンサーがある事によって事故を防ぐ事ができるのです。
このセンサーが故障してしまうのは非常に危険ですが、タイマーや検知範囲をみるセンサーが故障してしまっても、自動ドアの場合十分に危険を伴う恐れがあります。
自動ドアの仕組みをよく知り、安全に利用する事が大切です。