自動ドアが開閉しなくなってしまった、変な音がする…など、自動ドアに不具合が起きてしまうケースがあります。自動ドアが壊れてしまって「修理を依頼したいが、どういった業者を選べばいいかわからず困ってしまう」という方もいるのではないでしょうか?
ここでは、信頼できる業者の選び方や自動ドアの故障原因・故障の確認方法などをご紹介していきます。故障していると思っていたが一時的な不具合の場合やうっかりとしたことが原因の可能性もあります。記事を一読することで、今後自動ドアの不具合にスムーズに対応できるでしょう。
目次
たくさんある自動ドア修理業者!いったいどこを選んだらいいの…?
自動ドアの修理を依頼したいが、業者がたくさんあり迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。どういった業者を選ぶべきかわからず迷ってしまいますよね。信頼のできる業者を見極める方法をご紹介します。
・「自動ドア施工技能士」の資格を持っている業者を選びましょう
自動ドア施工技能士の資格は国家資格で、正しい施工をできる者に与えられる資格です。1級を取得するためには7年の経験が必要といわれています。自動ドア施工技能士の1級を持っていれば、おそらく高い技術を持っている業者と考えられるでしょう。
・業者について詳しく調べましょう
業者の公式ホームページで料金などの情報を調べたり、業者の口コミを確認するといいでしょう。口コミは依頼や相談をした人の評価なので、修理したい側の知りたいことが書いてあるケースが多いです。いいことも悪いことも書いてあるので参考にしやすいのではないでしょうか。
・施工後の保証がつく場所を選びましょう
施工したが思い通りの出来ではなかった場合や、すぐに不具合が起きてしまった場合に保証がついている業者だと無料で対応してくれる業者もあるのです。施工後のトラブルを防ぐために、保証期間を設けている業者を選ぶといいでしょう。
・複数の業者に見積もり依頼をしましょう
修理の見積もりを無料で行ってくれる業者もあります。複数の業者の見積もりを知ることでだいたいの予算を知ることができるため、多額の請求をしてくる業者を見抜くことができるでしょう。業者の人と直接触れ合えるので接客態度も知ることができます。複数の業者と直接触れ合ってみるのもいいかもしれません。
自動ドアの修理を行うにあたって急いで業者を選んでしまう方もいるかもしれませんが、業者選びは慎重に行いましょう。長年使うものですから、施工後も安心して利用できるような信頼のできる業者に依頼しましょう。
自動ドア修理を依頼した場合の流れや費用
自動ドアの修理をするにあたっての流れや費用を知りたいという方も多いのではないでしょうか。流れと費用を知ることでスムーズに取引を行えるかもしれません。
まずは業者を選びます。いきなり施工依頼をするのではなく、無料で現地見積もりをしてもらうといいかもしれません。上記でも説明したように信頼のできる業者を慎重に選ぶことが大切です。
業者を決めたら依頼をして施工日時を相談しましょう。決まったら業者が施工日時に現地に来て施工作業を行ってくれるので、あとはおまかせするのみです。お支払いに関しては事前の業者もあれば施工後の業者もあります。業者によって異なるので事前に調べておくといいかもしれません。
費用については、故障状況によって異なります。部品が壊れてしまっている場合は、取り換えをしなくてはならないのでその分費用もかかってしまうのです。故障場所を知って自分で費用を割り出そうとしても、知識がなければほぼ不可能といえます。
業者に調べてもらって見積もりを出してもらうことが一番早くスムーズでしょう。無料で見積もりをしてくれる業者もありますので、相談してみるといいかもしれません。
本当に故障してる?一時的な不具合の可能性も…
故障していると思っていたが、実際には故障していないという可能性もあります。業者に依頼する前に自分で一度本当に故障しているのか確認するといいでしょう。故障する原因と確認する方法を知っておくと、一時的な不具合か故障か見抜くことができるかもしれません。
自動ドアが故障しているか確認する方法
故障しているのか一時的な不具合なのか、確認する方法をご紹介します。
・手動では動くが自動では動かない
手動で通常通りドアの開け閉めができる場合は、電源が入っていない可能性も考えられます。電源が入っているか確認しましょう。
・タッチセンサーでドアが動かない場合
タッチセンサーには乾電池が使われているものがあります。乾電池が消耗している可能性があるので電池を変えて確認してみましょう。
・ドアが閉まらない場合
下部のレールに異物が入っている可能性があります。一度電源を切り、レール内を掃除してみましょう。
電源をうっかり入れ忘れていたことが原因の場合や、レールにホコリなど異物が詰まっているなどの原因が多く考えられます。意外と小さなことが原因だったりするので思い当たることがあればまず確認しましょう。確認することで故障か一時的なものかを見極めることができるでしょう。
自動ドアによくある故障原因
自動ドアが故障してしまう原因として、寿命による故障といったケースが多くみられます。また、ぶつかるなどの衝撃を与えると故障してしまう可能性が高くなってしまいます。大きなものを運ぶなど、自動ドアを通る際は気をつけながら作業するようにしましょう。
自動ドアの寿命は何年?自動ドアメンテナンスも重要!
自動ドアは機械なのでもちろん寿命があります。また、少しでも長く使うためには自動ドアメンテナンスが大切なのです。
・自動ドアの寿命
自動ドアの寿命は、一般的に15年ほどといわれています。開閉の頻度や、どういった場所に設置されているかで変わることもあります。寿命があるなかで少しでも長く安全に使うためには、メンテナンスが大切といわれています。
メンテナンスについて詳しくは下記で説明していきます。
・自動ドアメンテナンスの重要性
自動ドアを少しでも長く使うためには、日頃の掃除や定期的なメンテナンスが大切です。ホコリが溜まってしまったり、異物がレールの中に入ってしまうと故障しやすくなってしまいます。日頃から掃除することで故障を防ぐことができるかもしれません。
また、定期的にプロに依頼してメンテナンスを行ってもらうといいでしょう。メンテナンスすることで故障の予防もできますし、寿命を延ばすこともできるのです。
まとめ
自動ドアが故障してしまったら、まずは本当に故障なのか確認しましょう。確認することで一時的な不具合だったのにも関わらず業者に依頼してしまった…というトラブルを防ぐことができます。
また、実際に自分で確認してもなおらない場合など、故障を疑う際は業者への依頼を検討しましょう。しかし、急がず慎重に信頼のできる業者選びをすることが大切です。取引上のトラブルが起こさないためや施工後も安心して自動ドアを使うために、慎重に業者を決めることをおすすめします。